あんことのお別れ。
19:58
2015年12月20日。
彼女が我が家にやって来てからたった2年ですが…
あんこが虹の橋を渡りました。
まさか今年最後にこんな事が起きるだなんて誰も
想像していませんでしたし、未だに受け入れることが
出来ずにいます。
18日の朝に旦那があんこが具合悪そうにしているのに
気付き、その日は家の事で休みを取っていたので
その予定を少しずらして病院に連れて行きました。
猫の最低体温は38度だそうですが、その時点であんこの
体温は35度台。
レントゲンで肺になにかあるのがわかりました。
家族で交代しながら、主に娘が頑張ってあんこを
暖めました。
かかりつけの先生がお出かけされるとのことで土曜は
休診。
翌日19日。あまり良くなったように見えず
別の病院で見てもらうと、悪性のリンパ腫が肺にあると言われました。
抗がん剤を打ってもらい、聞けば1〜2日で効いて来る。
効かなければ長くは持たない。
そう言われ、頂いたお薬を定期的に飲ませたり、暖めたり
こうやって文章にしていても…本当に短かったんです。
私たちがあんこにしてやれることも、ただ暖め
水分をスポイトで飲ませ、薬をやることだけ。
その間あんこの呼吸は荒く、体温も上がっても7度。
一時下がり続けて行く体温でしたが、37.3度まで戻った
タイミングがありました。家族全員で喜びました。
自分で水を飲みに行ったり、階段を下りたり。
回復した兆しがあったように見えました。
薬が効くと信じてました。
でも…20日のお昼過ぎ、あんこは最後に大きく鳴いて
息を吐き出し…
それから動くことはありませんでした。
すごく控えめな子で、野良猫で、爪の引っ込め方も
知らず、歯や耳も欠けていて、とても愛情に飢えていたのか
すごくすごく誰かにくっついていたい子でした。
私は仕事部屋で飼っているまことあんこが少し仲が良くないので
まこのことを考えて若干距離を置いていましたが、自宅に戻っての
仮眠の際など、一緒に布団に入って来たり、顔を洗う時は
洗面所に来てくれて、私は顔を洗ったりし、あんこは水を飲んだり…
いつの間にかそこにいるような…そんな子でした。
家族が家に連れて帰った日も、私は旅行で居なかったのですが
旅行の前から飼っていた子のように普通にそこにいました。
ここあの時も悲しかったですが、老犬でしたし
亡くなる2か月前から寝たきり状態が続いていたので
覚悟は出来ていましたが、今回は、どうして?なんで?
しか浮かんできません。
我が家に来た時点で1歳に少し足りないくらいの年齢
だったと推測されるので、多分3歳です。
たった3年なんて早すぎます。
私たちが気づかないところで病気が進行していたのかも
しれませんが、病院に連れて行くちょっと前まで
元気だったんです。
数日前冷蔵庫の上に上がってるのを見て、まこやころは
絶対出来ないねって笑ったんです。
ほんとについ先日です。
この数日、たくさんたくさん苦しんだだろうから
楽になって良かったのかもしれない。
抗がん剤も一時的な延命にしかならないと言うのも
見て、もし抗がん剤が効いていたなら苦しい治療を
彼女に強いていたかもしれないこと…色々家族で話して
納得させようとしたのですが、納得することは
出来ません。
生き物を飼うと、いつかこういう日が来る。
そういうのは解っていましたが、想定していた別れの日は
あの日ではなかったですし…ああいう最後でも無かった。
本日23日、火葬をして小さい体をお骨にしてもらい一緒に
家に戻りました。
毎晩家族で撫でていた体はもうないけど…
まだこの辺に魂は漂っているのかな。
たった3年の短い命だったけど、また生まれ変わる時は
うちに来てくれたら…と思います。
| 2015.12.23 Wednesday | わんにゃん | comments(2) |
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